2025 年 6月 18日 (水)
ホーム社会「籍だけの妻が本物か?」…韓国・夫の不倫相手の暴言に妻が反撃、離婚訴訟へ

「籍だけの妻が本物か?」…韓国・夫の不倫相手の暴言に妻が反撃、離婚訴訟へ

(c)news1

夫の不倫相手から「籍さえ入っていたら妻なのか」と侮辱され、精神的打撃を受けた韓国の女性がYTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で、離婚についての相談を寄せた。

女性は1990年ごろに結婚。成人した息子と娘がいる。一方、夫は会社を退職後、個人事業を営んでいる。2人は2017年ごろから別居。夫は家を出て、他の女性と同居している。

以降、生活費の送金はなくなったが、子どもたちの口座にはまとまった金額が振り込まれていた。女性は不倫に気付いていたが、離婚を切り出されるのが怖くて知らんふりしていた。

だが2021年、知人から「あなたの夫が他の女性とスーパーで仲良く買い物をしていた」と聞き、積もり積もった怒りが爆発した。

だが、不倫相手に電話をかけると「籍だけの妻が本当の妻か?浮気される側にも理由がある。今さら何なのか」と逆ギレされた。

子どもたちの結婚までは離婚を我慢しようと思っていたが、これを機に女性は2022年に離婚訴訟を提起。夫に不貞行為による慰謝料と財産分与を求めた。夫側も対抗して反訴している。

アン・ウンギョン弁護士は「不貞を知って6カ月以上経過していると原則的に離婚請求はできないが、夫婦関係が長期間破綻しており、両者が離婚を求めていて子どもたちも成人しているなら認められる可能性は高い」と説明した。

また「夫は謝罪もせず、関係修復への努力もしていないから、慰謝料を受け取れる可能性が高い」とし、「不倫相手の女性にも慰謝料請求が可能だ」とアドバイスした。

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