
ソウルのワンルームマンションに住む男がカードキーを複製して隣人の部屋に侵入する事件が起きた。このほどJTBCの番組「事件班長」が報じた。
被害に遭った男子大学生によると、今年5月10日、呼び鈴が何度も鳴った後、ドアが開いて男が侵入。「管理人だ。上の階から騒音苦情があった」と言って立ち去った。当時、部屋には交際相手の女性もいた。
しかし家主に確認したところ、建物に管理人はいない上、別の住人も同様の被害に遭っていたことが分かった。

大学生が警察に通報すると、隣の部屋に住む大学生が犯行を認め「補償の希望はあるか」と言ってきた。その際「好奇心でやっただけだ。何も悪いことはしていない。犯罪者扱いするな」と開き直っていたという。
調べによると、男は以前からこのマンションに住んでおり、隣が空室だった際にカードキーを登録。防犯カメラ映像には、男がカードキーで男子大学生の部屋に入り込んだ後、出てきて自室へ逃げ込む様子が記録されていた。
男は8月12日、簡易裁判所で罰金300万ウォン(約32万円)の略式命令を受けた。しかしその後も同じマンションに住んでおり、被害者は苦痛を訴えている。
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