2025 年 12月 9日 (火)
ホーム社会「秋夕に食べて」上司がくれた贈り物、期限切れ1年…韓国・中小企業社員の嘆き「ごみ処理された気分」

「秋夕に食べて」上司がくれた贈り物、期限切れ1年…韓国・中小企業社員の嘆き「ごみ処理された気分」

オンラインコミュニティ(c)news1

韓国で中小企業に勤める会社員が、秋夕(チュソク)の贈り物として賞味期限切れの食品を受け取ったと明かし、憤りを訴えた。

あるオンラインコミュニティにこのほど「中小企業の秋夕プレゼントのクラス」というタイトルの投稿が掲載された。

投稿者は「中小企業といっても実際は社員数の少ない小企業だ」と説明し、「だから秋夕の贈り物なんて期待もしていなかった」と話を始めた。

ところが連休前、上司が突然「秋夕の贈り物だ」と言って黒い紙袋を差し出したという。上司は「ガラス瓶もあるから気をつけて。捨てずに食べて」と言い添えたが、袋の中では瓶がカタカタ音を立てていた。投稿者は「ちょっと嫌な予感がした」と語った。

袋の中にはオリゴ糖3本、五味子(オミジャ)エキス1本、角型缶のごま油1本が入っていた。投稿者は「見た瞬間、誰かがもらった贈答セットの残り物を入れたように見えた。オリゴ糖もブランドがバラバラだったが、小企業だし仕方ないと思った」と記した。

しかし、問題は賞味期限だった。投稿者が贈り物を受け取ったのは10月2日だったが、オリゴ糖2本の賞味期限はすでに切れており、1本にはラベルをはがした痕跡まであったという。さらに五味子エキスは2023年製で、製造から1年の期限を過ぎていた。

投稿者は「中小企業の“クラス”を実感した。こんなものを渡すなんて失望したし、腹が立った。まるでごみ処理を押しつけられたようだ。こんな会社にこれからも勤めるべきか悩んでいる」と嘆いた。

ネット上では「アルバイトにもこんな渡し方はしない」「期限切れで食べられないとそのまま返せ」「“捨てずに食べて”と言ったのは確信犯だ」「完全にごみを押しつけた」といった非難の声が相次いだ。

(c)news1

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