2025 年 10月 1日 (水)
ホーム社会「秋夕で忙しいのに…妻が子ども連れて日本旅行」…韓国・餅店営む夫の不満に賛否

「秋夕で忙しいのに…妻が子ども連れて日本旅行」…韓国・餅店営む夫の不満に賛否

写真は記事の内容とは関係ありません(c)news1

秋夕(旧盆)を控えた韓国で、餅店を営む自営業の男性が、子どもを連れて日本旅行に行くという妻の決定に不満を訴え、議論を呼んでいる。

9月25日に放送されたJTBC「事件班長」によると、退職後に餅店を始めて5年目になる40代男性は「今年は特に商売が厳しく、個人的な約束も減らして働いた。秋夕前は注文が増えて徹夜作業が続いている」と明かした。

男性は「妻は会社員なのでなるべく頼らずにやってきたが、名節を前に注文が殺到し、どうしても助けが必要な状況だ」と吐露。しかし妻は「金曜に休暇を取れば1週間休める。今回は子どもたちと日本旅行に行く」と告げたという。

男性は「毎年、秋夕の翌日に家族旅行をしてきたが、今年は売上高が減って連休中も営業するつもりだった。妻が自分勝手ではないか」と不満を漏らした。今年も夏に海外旅行へ行き、今月は国内旅行もしており「旅行に行けていないわけではない」と強調した。

男性は「自分が連休中働くのを知りながら一方的に旅行を決めた妻に腹が立つ。自分の方がわがままなのか」と問いかけた。

番組の元ソウル地方警察庁国際犯罪捜査チーム長のキム・ウンベ氏は「自営業で大変な時に妻が旅行を計画したら夫としては寂しく感じるだろう。夫婦は一心同体ではないか。妻が考えを改めて一緒に働けばよい」と指摘。ヤン・ジヨル弁護士も「家族は社会の最小単位の共同体だ。子どもが母親の行動を見て育った時、どのような影響を受けるか考えるべきだ」と述べた。

ネット上では「毎年旅行しているなら一度ぐらい手伝うべきだ」「夫の状況を理解して譲歩すべきだ」「離婚した方がいい」と批判的意見がある一方、「自営業だからといって妻と子どもの休暇を奪うのはひどい。職場人にとって連休は貴重な休息だ」と妻を擁護する声も出ている。

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