2025 年 5月 12日 (月)
ホーム社会「私は死ぬ」と叫び警察官に暴行、泥酔の50代女性に実刑…韓国・執行猶予中に再犯

「私は死ぬ」と叫び警察官に暴行、泥酔の50代女性に実刑…韓国・執行猶予中に再犯

釜山法院総合庁舎(c)NEWSIS

警察官に暴行を加えたとして公務執行妨害罪に問われた50代の女性に対し、韓国・釜山地裁はこのほど、懲役6カ月の実刑判決を言い渡した。

事件は昨年12月6日午前0時半すぎ、釜山の路上で発生した。「中年女性が泥酔して路上で寝ている」との通報を受け、警察官が現場に出動した。

女性は脚の痛みを訴えつつ、自殺をほのめかす発言を繰り返したため、警察はパトカーに乗せて派出所に搬送した。その後、車両から降りた女性は突然地面に倒れ込み、「私は死ぬ、ブタンガスで死ぬ」と大声で叫びながら警察官に暴行を加えたとされる。

実はこの女性は、昨年6月26日に同じく公務執行妨害罪で釜山地裁から懲役10カ月・執行猶予2年の判決を受けており、同年7月4日に判決が確定していた。つまり、今回の事件は執行猶予中の再犯だった。

地裁は「被告はこれまでに同様の罪で罰金1回、懲役刑の執行猶予2回を受けており、今回もまた保護観察および執行猶予中の犯行だった。常習的に過度に飲酒し、それが再犯の原因となっている。アルコール使用障害の疑いがあるにもかかわらず、危険性と深刻性を認識していない」と判示した。

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