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韓国のファッションブランドとグルメ店という異色のコラボレーションが目立ち始めた。製品を購入する際の楽しさと異色の経験を求め、SNS写真を重視するZ世代(1990年代後半以降に生まれた若者)を攻略するためだ。ファッション業界にとってはおいしい店との協業が新たなラインナップを披露できる機会にもなる。
新世界インターナショナルの自社オンラインプラットフォーム「エスアイビレッジ(S.I.VILLAGE)」は有名グルメ「ジャクソンピザ(JACKSON BLVD)」と手を組んでコラボコレクションを披露した。
ジャクソンピザは正統派米国式ピザを標ぼうするブランドだ。今回のコレクションはジャクソンピザ特有のヒップな感性を感じることができるグラフィック、レタリングなどを活用し、Tシャツ、帽子、カバン、靴下、ライフスタイル用品など計13種が発売された。
アパレル大手のコーロンインダストリーFnC部門の女性ハンドバッグブランド「クロンヌ」も有名な「ビクトリアベーカリー」とのコラボエディションを披露した。ビクトリアベーカリーを象徴するロイヤルブルー、レッドカラーが適用された保冷バッグなど実用的な夏のアイテムを取りそろえている。
代表アイテムのワイン保冷バッグはボトルを取り出さなくても注ぐことができるようデザインされている。このほかにも代表デザートのカップケーキをモチーフにしたミニクロスバッグなどがある。
カジュアルブランドの「オーアイオーアイ(OIOI)」もデザートカフェのノーテッド(Knotted)と提携し、Tシャツ、マッシュキャップなど10種類のアイテムを披露した。
業界関係者は「ファッションとグルメのコラボは、異色で、面白い経験を望む顧客を狙ったもの。ブランドの立場からすると、新たな商品ラインナップを見せる機会にもなる」と話した。
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