2024 年 11月 24日 (日)
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「私が座ると小さいね」…尹大統領が記者室訪問

今月13日、記者室に出向き、記者席に座るユン・ソンニョル大統領©news1

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領がこのほど、龍山(ヨンサン)大統領室庁舎1階に設けられた記者室を視察した。青瓦台(チョンワデ)開放による大統領執務室移転の公約とともに、記者と同じ建物で働きながらコミュニケーションを取るという約束を実践するためだ。

ユン大統領は、13日午後4時16分から約15分間、写真記者室や映像記者室などを含め、取材陣が詰める記者室のあちこちを見て回り、担当記者らと対話した。この際、「大統領に当選すれば、キムチチゲを作ってあげる」という候補時代に約束した話題が出た。ユン大統領は「キッチンがまだできていない。食堂の工事が完了すれば、たくさん作ってあげますよ」と答えた。

ユン大統領はブリーフィングラウンジに用意された机一体型の椅子に自ら座ってみて、「私が座ると小さいね」と笑いを誘った。

ブリーフィングの席上では「今後、報道官だけでなく、各首席秘書官や担当秘書官が、自分が担当していることについて何らかの懸案が生じれば、ここに来て意思疎通を図るようにする。始まったばかりなので、あわてずに良いシステムを作ろう」と述べた。

大統領も必要ならば直接出てきてブリーフィングするという意志を明らかにした。出勤途中にも引き続き記者たちからの質問を受けると話した。「朝の自然な形での質疑応答はかまわないか」という質問に「かまわない。人事問題であれ政策問題であれマスコミから出てくる問題を私はよく見ている」と語った。

青瓦台時代、歴代の大統領は記者たちと離れた建物の執務室で仕事をしたため、普段は取材陣と会うことはなかった。しかし歴代初の「出勤」大統領であるユン氏は就任以後、出勤途中に庁舎1階などで記者たちと会って質問を受けている。これは初めてのことだ。

©MONEYTODAY

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