
2週間前に結婚式を挙げた韓国の女性がオンラインコミュニティに「12年の付き合いになる親友からの結婚祝いが5万ウォン(約5300円)だった」と投稿した。
女性は式に高校時代以来の親友を招いた。毎日のように電話し合い、恋人や職場の愚痴を共有し、給料日には一緒にショッピングに行った仲だ。
3年前に親友が結婚した際、大学院生だった女性は経済的に苦しい中、奮発して50万ウォン(約5万3000円)包んだ。ウェディング撮影に同行し、式当日は早朝からメイクや荷物係まで手伝ったという。
自身の結婚式では「友人が疲れてはいけない」と思い、スピーチだけお願いした。当日は夫とともに参列し、笑顔でスピーチしてくれた。
ところが新婚旅行から戻り、祝儀の記帳を確認してがくぜんとする。彼女の祝儀が「5万ウォン」と記されていたからだ。女性は「2人で1人8万ウォン(約8500円)のビュッフェを食べていったのに5万?目を疑った」とつづった。
思い切ってメッセージを送ると「5万ウォンで合っている。新婚でローンが多く余裕がない。祝辞もしたし」という返事があった。
女性は「学生だった私が50万ウォン渡したのに、彼女の気持ちは5万ウォンだったのかと思うとむなしい。夫は『関係を見直すきっかけにすればいい』と言ってくれたけど。私は心が狭いのか。スピーチにお金を払うべきだったのか」と切なさをにじませた。
ネットユーザーたちは「相手はその程度の関係だと思っているのだろう」「気持ちの重さを相手に期待するのは自己満足かも」「『祝辞がギフト』なんて言う人が真の友達か?」などのコメントが相次いだ。
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