2026 年 3月 24日 (火)
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「短時間で大容量電力」韓国SKシグネットが400kW一体型モデルを発売…EV超急速充電の主導権狙う

SKシグネット400kW一体型超急速電気自動車充電器(c)KOREA WAVE

韓国SKグループで電気自動車(EV)充電器製造事業を営む「SKシグネット」が、400kW一体型の超急速電気自動車充電器を発売した。同社が23日明らかにした。

メガ・ニュース(MEGA News)のキム・ユンヒ記者の取材によると、新製品は高密度シリコンカーバイド(SiC)ベースのパワーモジュールと高効率電力設計を適用し、エネルギー効率と空間活用性を同時に高めた。SiCは従来のシリコンに比べ、高電圧・高温環境でも高い効率と安定性を維持できる次世代電力半導体素材で、電気自動車充電器や電力変換装置の効率を高める中核技術として活用されている。

最近のグローバル市場では、800V高電圧バッテリーを搭載した電気自動車の発売が増加する中、高速道路や商業施設を中心に、短時間で大容量電力を供給できる400kW超急速充電器への需要が急速に拡大している。特に用地コストが高い都心などの環境では、限られた空間で高出力と効率を同時に実現できる一体型充電モデルへの需要が高まっている。

一体型構造は統合設計により分離型に比べ設置が簡素で、工事費を削減できる。また最大400kWの出力をサポートし、現在普及しているほとんどの電気自動車が必要とする200~300kW級の充電出力を安定的に提供する。さらに400kW級の電力容量を基盤に、複数車両の同時充電はもちろん、今後の高電圧車両の普及にも柔軟に対応できる。

今回の400kW一体型モデルは、最大96.5%の電力効率を達成した。これにより長時間の高出力運用環境でもエネルギー損失を最小化した。

充電規格の面でも多様な環境に対応できる。今回の新製品はCCS1とテスラ充電規格NACSの両方に対応し、シングルからクアッド(4本)までケーブル構成を柔軟に選択できる。32インチの大型タッチLCDディスプレイを搭載し、直感的なユーザー体験を提供するとともに、プラグ・アンド・チャージ、オートチャージ、クレジットカード、RFIDなど多様な決済方式をサポートする。

SKシグネットのチョ・ヒョンギ代表は「今回の400kW一体型モデルは電力効率、電力密度、安定性を同時に革新した製品だ。高出力需要が急速に拡大しているグローバル市場で差別化されたパワー技術を基盤に、超急速充電インフラの高度化をリードしていく」と述べた。

(c)KOREA WAVE

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