2025 年 2月 22日 (土)
ホーム社会「睡眠の質」韓国は世界50位、睡眠時間は6時間27分…日本はさらに短い6時間10分

「睡眠の質」韓国は世界50位、睡眠時間は6時間27分…日本はさらに短い6時間10分

イケア提供(c)NEWSIS

韓国の睡眠指数が世界57カ国のうち50位と低迷し、1日の平均睡眠時間は6時間27分と、調査対象国の中で4番目に短いことが、グローバル家具ブランド「イケア(IKEA)」の調査で明らかになった。

イケアは世界57カ国・5万5221人(韓国1003人)を対象に睡眠調査「イケア・スリープ・アンカバード(IKEA Sleep Uncovered)」を実施。世界の人々の睡眠状況を評価するため、睡眠の質・睡眠時間・入眠までの時間・睡眠のリズム・起床時のコンディションの5項目に基づき、0~100点の睡眠指数を算出した。

その結果、韓国の睡眠指数は59点で、世界平均の63点を下回った。最も高かったのは中国の74点で、最下位はノルウェーの56点だった

韓国人の1日の平均睡眠時間は6時間27分で、調査対象国の中で4番目に短かった。最も短いのは日本(6時間10分)、これにイスラエル(6時間21分)、米国(6時間25分)が続いた。最も長いのは中国(平均7時間13分)で、7時間以上の睡眠を確保していた唯一の国だった。

韓国の理想とする睡眠時間は7時間39分だが、現実との差は1時間以上ある。睡眠を妨げる要因として「睡眠障害」「室温」「ストレス」「電子機器」が挙げられ、特にスマホやテレビの使用が影響している。

睡眠環境の整備が重要視され、韓国では「エアコン・扇風機」「遮光カーテン」「音楽・オーディオブック」などが活用されている。また、「お酒を飲む」と回答した割合は世界平均の2倍に上った。

イケアは、規則正しい就寝・起床時間、快適な寝具、電子機器の使用制限などを推奨している。

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