
韓国監査院は24日公開した「人工知能対応実態」に関する監査結果で、人工知能(AI)を活用して制作された音楽が著作権料を受け取っていた可能性があると指摘した。
監査院は、韓国音楽著作権協会に2024年に200曲以上を新規委託した81人のうち、音源サイトを通じて使用料を受け取る29人の楽曲を分析。その結果、同年に登録された8540曲の60.9%にあたる5200曲が、AIを活用して作曲された可能性があるとした。
一方で、協会はAI活用の可能性がある楽曲について、人間の創作的関与の有無や、楽曲全体に占めるAIの寄与割合などを確認していなかったという。
監査によると、韓国文化体育観光省は2023年に「生成型AI著作権ガイドライン」を発表し、人間の創作的関与がある場合に限り著作権を認めるとの解釈を示している。
また著作権委員会は、単なるAI生成物の登録は認めず、人間の創作的関与が含まれる場合のみ登録を許可し、AIの寄与割合の表示を求めている。
監査院は報告書で、一般の作曲家とAIを活用する作曲家の双方の利益が調和的に保護されるよう、信託管理団体に適用される生成AI音楽の処理基準を整備する必要があると指摘している。
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