2025 年 5月 4日 (日)
ホーム社会「産後うつの妻」に我慢を強いた韓国の夫…自分は「仕事ストレスで休みたい」と育休を要求

「産後うつの妻」に我慢を強いた韓国の夫…自分は「仕事ストレスで休みたい」と育休を要求

(c)news1

産後うつで苦しむ妻が子どもを託児所に預けたいと言っても許さなかった夫が仕事のストレスから育児休業を取ろうとしているというエピソードが26日、韓国のオンラインコミュニティに掲載された。

投稿した女性は、1歳半の子どもを育てる共働きの母親。6カ月前に職場復帰するまで自宅で子どもの世話を続けてきた。実家や義実家が遠方のため頼れず、夫も外勤や出張が多いので、育児や家事はほとんど一人でやった。

産後うつが深刻になった女性は自殺未遂まで起こし、生後8カ月の時点で保育園に預けたいと夫に提案。だが、夫は「保育園に預けたら手当が半分に減る。言葉も話せない子どもをどうして預けるんだ」と言って、少なくとも1歳までは家庭で育児するよう求めた。

結局、女性は1歳まで自宅で子どもの面倒を見た。復職を機に保育園に預け、退勤までの時間はシッターにお願いしている。

ところが最近、夫は仕事が忙しくなり人間関係のストレスも重なったとして、育休を取りたいと言い出した。女性は「給与が減るのだから育休中は保育園ではなく、あなたが自宅で子どもを見てほしい」と提案した。

すると夫は「たった3カ月休むだけなのに、その間、子どもを見ろというのか。自分は家庭のためにどれだけ頑張ってきたと思っているんだ」と怒った。

女性は「私が産後うつで苦しんでいた時、精神科の相談に行くのにも子どもを連れて行かせ、早く保育園に預けたいといった時『手当が減る』と反対した人が、自分は子どもを保育園に預けたまま休みたいというのか。納得できない」と憤慨。「私が間違っているのか」と問いかけ、投稿を締めくくった。

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