
韓国チャンネルAの番組「探偵たちの営業秘密」が11月17日に報じた「献血目的の多重交際」のエピソードが大きな反響を呼んでいる。
番組に登場した男性は、交際して1年の恋人が突然、音信不通となったことから探偵に調査を依頼した。その結果、彼女は男性を含む少なくとも5人と同時に交際していた。
それら男性には共通点があった。たばこを吸わず、酒を飲まず、運動習慣があり、血液型がAB型だったのだ。女性は彼らを伴ってデートのたびに献血を重ねていた。
実は、急性白血病で闘病している夫のための「指定献血」が目的だった。女性自身は出産経験があるため血小板の献血ができず、夫の命を救うため男性たちから血液を得ていた。命をつなぐためなら手段を選ばなかったという。
女性は「子どもが成長するまで夫に生きていてほしかった」と語り、最後は土下座して男性に献血を懇願した。
男性は女性にだまされたとして損害賠償請求を起こしたが、最終的に取り下げた。「彼女の人生の重さが自分の傷より重かったからだ」と語った。
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