
韓国の若者の間で大流行しているスイーツ「ドバイもちもちクッキー(ドゥチョンク)」を提供するというキャンペーンが、献血の現場に異例の「オープンラン」(オープン前から店頭に列をなす)現象を生んだ。冷え込みとともに血液確保が難しくなる中、韓国赤十字社による機転の効いたプロモーションが話題を集めている。
韓国赤十字社血液管理本部は16日、「1日限定で献血者先着50人に人気のドゥチョンクをプレゼントする」と発表。イベント対象はソウルや京畿道の7つの献血ルームで、さらにCJグループ系列店で使える商品券(5000ウォン)も配布された。
これに対し、当日朝から若者が列をなす事態となり、中にはオープン前の午前10時から並ぶ人もいたという。特にソウル・弘大(ホンデ)エリアの献血所は20〜30代女性の姿が目立ち、通常の約2倍の献血者が訪れたという。
SNS上では「ドゥチョンクのために献血する人たち」「この発想は天才的」「こんなに献血所が混むとは」など、好意的な反応が殺到。キャンペーンの延長を望む声も多く見られた。
韓国赤十字社によれば、冬季の血液供給が例年より厳しい状況にあり、人気の映画チケットが配布中止となったことを受けて代替策としてドゥチョンクを採用したという。担当者は「反応が非常に良く、今後の追加実施も検討中」と話している。
統計庁によると、2024年の献血者数は約126万人と過去20年で最少を記録。2014年の約170万人から25%以上減少しており、若年層の献血離れが深刻化していた。
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