
韓国の20代女性が、愛犬を失った深い悲しみに沈む中、夫の無神経な発言が原因で離婚を決意したというエピソードが14日、YTNラジオ番組「チョ・インソプ弁護士の相談所」で語られた。
女性は結婚前から愛犬を我が子のように可愛がっており、何よりも大切にしていた。
しかし、その愛犬が亡くなった。
初めて経験する深い喪失感に襲われ、立ち直れないほどの悲しみに暮れていた。
夫は当初、女性を慰めていた。だが彼女が愛犬の話をしながら泣く姿に苛立ち始めた。
そのうち「たかが犬1匹で大げさすぎる」「犬がいなくなって匂いもなくなり、金もかからなくて快適だ」とまで言うようになった。
この言葉に衝撃を受けた女性は、夫と激しい口論になった。夫は「お前は俺より犬を優先してきた」と怒鳴り、家を飛び出した。
1カ月後、夫は「仕事のストレスでいやなことを言ってしまった」と謝罪した。だが、女性の気持ちはすでに冷め切っていた。
その後、新しい犬を迎えることを提案されたが拒否した。夫は怒って再び家を出て、別居が始まった。
女性は夫に離婚を求めたが拒否されたため、番組で「離婚訴訟をすべきか」と相談した。
出演していた弁護士によると、夫が協議離婚に応じず、関係修復の努力もしない場合、「婚姻関係を継続し難い重大な事由」と認定される可能性があるとの見解を示した。
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