韓国で新型コロナウイルス禍を挟んでコーヒー消費のトレンドが変化したことがコンビニ4社(GS25、CU、セブンイレブン、イーマート24)の集計でわかった。缶コーヒーの消費が目立って減少した半面、ペットボトルコーヒーとネジ式のふたが付いたニューボトル(NB)缶コーヒーの需要が大きく増加したのだ。
GS25の場合、2019年の売り上げ割合は▽缶コーヒー40.5%▽NB缶コーヒー31.4%▽ペットボトルコーヒー19.9%▽カップ型コーヒー4.8%▽瓶コーヒー3.4%――の順だった。
ところが昨年は、ペットボトルコーヒーの売り上げ割合が36.6%に伸び▽NB缶コーヒー32.4%▽缶コーヒー25.2%▽瓶コーヒー3.8%▽カップ型コーヒー2.0%――と続いた。
業界関係者は「コロナ禍では外で飲食できなかったため、自然に持ち歩きながら飲むコーヒー製品の売り上げ割合が減少した。それ以後、飲用と保管の便利さが重要視されるようになり、ペットボトルの選好度が高まった」と見ている。
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