2025 年 5月 2日 (金)
ホーム社会「焼酎瓶で殴られ、45針縫ったのにクビ?」…韓国・建設現場の20代、不当解雇に憤り

「焼酎瓶で殴られ、45針縫ったのにクビ?」…韓国・建設現場の20代、不当解雇に憤り

JTBC「事件班長」(c)news1

建設現場で働いていた韓国の20代男性が、先輩から焼酎瓶で殴られて重傷を負ったのに、勤務先から退職処分を受けたとして不当性を訴えている。25日に放送されたJTBC「事件班長」が取り上げた。

それによると、男性はサムスンの半導体工場の建設現場で、溶接や配管作業の補助業務を担当していた。

先月5日にあった飲み会で、男性は親しい40代の社員と軽い口論となった。そしてタバコを吸いに席を外して戻ってきたところ、50代の社員の男から焼酎瓶で頭を殴られ、なおも割れた瓶で首や顔を攻撃された。

男性は耳やあご、首に全治3週間のけがをし、45針も縫う手術を受けた。医師は、治療に1年以上かかる可能性があると説明している。

男は特別傷害罪で立件され、警察の調べに「態度が悪かったからだ」「酒を飲んでいてよく覚えていない」と供述している。

男性は労災や病気休暇を申請したが、会社側は「飲み会は業務とは無関係な私的な集まりだった」として拒否した。さらに男性に退職届の提出を要求し、本人が拒否したのに勝手に手続きを取った。会社側は「治療のため休みたいという本人の意思に基づき手続きを進めた」と主張している。

現在、男性は会社を相手取り、解雇の不当性を訴えて雇用労働省に救済を求めている。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular