
韓国・釜山のコンビニエンスストアで、決済が通らなかったことに腹を立てた中年男性が、20歳の大学生アルバイトの頬を平手打ちし、「殺してやる」と暴言を吐く騒動が起きた。暴行と営業妨害の容疑で警察に通報された。
この事件は10月21日未明に発生。コンビニを運営する経営者が、JTBCの報道番組「事件班長」で明らかにした。
経営者によると、問題の男性客はその日、コンビニに入り、キムパプ(韓国風海苔巻き)、ジュース、カップラーメンなどを買い物かごに入れてレジに向かった。ポケットからクレジットカードを取り出して差し出したが、何らかの理由で決済エラーとなった。

これに対して、レジを担当していたアルバイトの大学生は「決済できません。別のカードをお願いします」と丁寧に案内した。ところが男性は「もう決済されたはずだ、さっさと袋に入れろ」と罵声を浴びせ、怒りを露わにした。
その後、男性はレジ上のモニターを軽く叩き、持っていた商品を投げつけ、突如としてアルバイトの頬を平手で殴打した。そして、「殺してやる」と脅しながら暴れ始めた。
騒ぎを聞きつけた通行人が店内に入り、男性を制止したことでようやく事態は収束した。
経営者は即座に警察に通報し、当該男性を暴行および営業妨害の容疑で告発した。暴行を受けたアルバイトは今年大学に入学したばかりの20歳の青年で、事件後大きなショックを受けているという。
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