
韓国のオンラインコミュニティに、婚約者の父の家父長的な態度を目の当たりにして「結婚後の生活が心配になった」という女性の投稿が掲載された。
女性は来年1月に結婚を控えており、結納や両家の準備について話し合うため婚約者の実家を頻繁に訪ねている。そんなある日の夕食の席で、婚約者の父(義父)が妻(義母)に「水を持ってこい」と命じた。
その一言に女性は驚き、思わず義母を凝視した。義母は慌てて水を運んだ後、「もうすぐお嫁さんも来るのだから、今後はあなたが自分でやって」と義父にやんわり注意した。女性は「長年にわたり義父が家父長的に振る舞ってきたことが一瞬で分かった」という。
また、週末に婚約者の実家で食事をした際には、義父が20代の孫に金を渡し「焼酎とたばこを買ってこい」と命令していた。孫は慣れた様子で買い物に出かけた。
女性がこのことを婚約者に伝えると、「自分は男女平等の考え方を持っている。家事も分担するつもりだ。心配するな」と約束した。しかし女性は「家庭環境が人を形成する。本当に平等な考えを持っているのか疑問だ」と不安を隠せない。
投稿を読んだネットユーザーの中には「本当に男女平等だというなら、父親が母親に水を取りに行かせた時点で自分が動いたはず。知らぬ顔で食事を続けたのは、結局同じ価値観を共有しているからではないか」と批判する声もあった。
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