2026 年 2月 15日 (日)
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「母を守る最後の一手」韓国・春節前に必ずオン!…AIが止める最新ボイスフィッシング対策

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韓国で近年、手口が巧妙化するボイスフィッシング犯罪が増えるなか、通話内容を人工知能(AI)がリアルタイムで分析して警告するサービスが広がっている。春節連休を前に、宅配便や政府支援金を装った詐欺被害を防ぐため、政府はサムスン電子やSKテレコム、KT、LGユープラスが提供するAIベースの検知・通知サービスの活用を呼びかけている。

ただ、スマートフォンの機種や通信会社ごとに利用方法が異なり、高齢者らデジタル弱者には設定が難しいとの指摘もある。

各社の方式はおおむね共通している。知らない番号から着信があると、通話内容をその場で分析し、「疑い」「警告(危険)」など段階別に分類してポップアップや振動、通知音で知らせる仕組みだ。

サムスン電子は、ギャラクシー端末に標準搭載された「電話」アプリで「ボイスフィッシング疑い電話通知」機能を提供する。設定画面から順に選択し、機能を有効にすればよい。詐欺の可能性が高い場合は「警告:ボイスフィッシング検知」と表示し、通話終了後には履歴にも検知記録が残る。

SKテレコムは「エイドット電話」アプリで検知機能を提供する。アプリ設定からAIセキュリティ項目に入り、エンジンをダウンロードした上で自動機能を有効にする。

KTは「フーフー」アプリを通じ、リアルタイム文脈分析や話者認識、ディープボイス(AI音声改ざん)検知技術を組み合わせたサービスを展開する。アプリ内でエンジンをダウンロードし、自動機能をオンにすれば利用できる。

LGユープラスは「イクシオ」アプリで同様の検知サービスを提供する。初回起動時に加入手続きを済ませ、自動機能を設定する。

通話内容をリアルタイムで分析する以上、プライバシー侵害や情報流出を懸念する声もある。政府や各社は、分析は外部サーバーではなく端末内で処理する「オンデバイスAI」を基盤としており、通話データが外部に流出する危険は低いと説明する。

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