
韓国で10月16日に放送されたJTBCのリアリティ番組「離婚熟慮キャンプ」で、撮影中にてんかんで倒れた妻に夫が暴言を浴びせる場面が放送され、視聴者から「これはバラエティではなく警察案件だ」などと夫への怒りの声が上がっている。
番組には、外では温厚に振る舞うくせに家庭では暴言や暴力を繰り返す夫が登場。一方の妻は難治性てんかんの診断を受けていた。
カメラが設置された自宅で、その妻が突然発作を起こして倒れた。夫が不在だったため、制作スタッフが119番に通報。子どもたちは「お母さん大丈夫?」「死なないで!」と泣き叫び、スタッフが「大丈夫。心配しないで」となだめる場面も流れた。
しかし、その夜帰宅した夫は事情を聞いて「周りにまで迷惑をかけるな」「年を考えろ」と怒鳴り、家具を蹴り飛ばした挙げ句、「お前が死のうが生きようが関係ない」と言い放った。妻は黙って耐えるだけだった。
これを見た出演者は「妻が倒れたらまず容体を気遣うのが普通だろう! 他人に優しくする前に自分の家族にちゃんとしろ」と激怒した。
実は、夫には専門医から反社会性人格障害(ASPD)と診断された過去があり、サイコパスではないものの行動パターンの改善が必要と指摘されていた。放送後、視聴者の間では「専門的治療が必要だ」といった反応が殺到した。
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