日本の植民地からの解放記念日「光復節」(15日)に、韓流アイドルの一部が日本のアニメソングに言及したり、日本訪問の写真を公開したりして問題視され、「歴史認識の不足を深く反省している」と謝罪する事態に発展した。
グループStray Kids(ストレイキッズ)のメンバー、フィリックスは15日、ファンとの交流プラットフォーム「バブル」でファンと交流中に、日本のアニメチャレンジについて言及した。「光復節に発言するには不適切だった」と批判が殺到したため、フィリックスは最終的に「意義深い光復節に軽率で不注意な姿を見せたことを心からお詫び申し上げます」と頭を下げた。
グループTOMORROW X TOGETHER(TXT)のメンバー、ヨンジュンは同日、自身のSNSに日本で撮影した写真を公開した。この写真は光復節当日に撮影されたものではないが、批判を受ける事態になっている。ヨンジュンはファンコミュニティ「Weverse」で「光復節の歴史的意味と意義を尊重せず、写真をアップロードするという不注意な行動をした」とし、「私の誤った行動で傷つけたすべての方々にお詫び申し上げます。不足している部分を反省し、今後このようなことが再発しないようにさらに注意してまいります」と謝罪の意を表明した。
アイドルの歴史認識を巡る論争は過去にもあった。2015年には、グループBlock B(ブロックビー)のメンバーP.Oが光復節のイベントで「モンダイナイ(問題ない)」と書かれた衣装を着て、“問題”を引き起こした。
また、グループAOA(エイオーエイ)のメンバー、ソリョンとジミンも、2016年にバラエティ番組に出演し、独立運動家のアン・ジュングン(安重根)の写真を見て「豊臣秀吉」などと発言し、批判を浴びた。
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