ソウル市が来年9月の運航開始を目指している「漢江(ハンガン)リバーバス」が今後6年間(2024~2029年)で約80億900万ウォン(約9億1937万円)の赤字を出すという分析が出た。
ソウル市などによると、市議会に提出されたリバーバス運営費用推計書に盛り込まれた数字だ。
これは船舶10隻、船着き場7カ所で、運航料金3000ウォンで1日平均108回運航すると想定して計算した。乗船率は初年度を平均20%とし、毎年2%ずつ上昇すると予想。収入には運航料金のほか、船着き場のコンビニやカフェ、船内広告の売り上げなども含まれている。
市議会に出された事業実施協約書の同意案では、運航区間は金浦(キンポ)~汝矣島(ヨイド)~蚕室(チャムシル)で、平日の通勤時間は15分間隔、それ以外は30分間隔を想定している。
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