2024 年 11月 24日 (日)
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「朴槿恵氏の刑執行停止」…パク法相「検討したことない」

パク・ポムゲ法相©news1

韓国のパク・ポムゲ(朴範界)法相は21日、健康悪化を訴えるパク・クネ(朴槿恵)前大統領に対する刑の執行停止について「(職権申請の可能性を)検討したことない」と明らかにした。ソウル市内で記者団に語った。

パク法相は、前大統領の健康状態について「異例な所見であるとの報告を受けた」と言及した。

法務省はその前日、「(パク前大統領が)医療陣の所見に従い、1カ月間、入院治療を受ける予定だったが、さらに6週以上さらに必要だという、整形外科、歯科、精神健康医学科の専門医の意見があった。入院治療を継続する予定」と明らかにしていた。

刑事訴訟法は「人道的な観点から、刑執行を続けることが過酷だと思われる一定の理由があれば、検事の裁量により執行を停止することができる」とされる。

パク前大統領が収監されているソウル拘置所などの長が職権で申請することもできる。刑執行により健康が著しく損なわれる▽命を失う懸念▽年齢が70歳以上――などの場合だ。

1952年生まれのパク前大統領は69歳。2017年3月に拘束され、これまでに計4回入院した。2019年の肩の手術後、ヘルニアの症状などで数回、外部で治療を受けている。

法曹界では、刑執行停止の可能性は現時点では低いと見ている。末期ガン患者、脳出血など収監施設内で治療がこれ以上不可能な場合に限り、認められていたためだ。

©MONEY TODAY

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