
親友の配慮により、ソウル市内の一等地にあるマンションに月50万ウォン(約5万5000円)の負担だけで同居している30代の会社員女性が、地元の友人たちから「配慮が足りない」と批判を受け、ネット上で悩みを打ち明けた。
30代半ばの投稿者によると、地方出身で20歳の時からソウルで一人暮らしを始め、簡易宿泊施設(考試院)や半地下住宅などを転々としてきた。2年前、賃貸契約の満了を前に引っ越しを悩んでいたところ、大学の同期である親友から「自分が購入したソウルの一等地のマンションに一緒に住まないか」と提案を受けたという。
親友は家賃の代わりに、管理費や光熱費などの生活費名目で毎月50万ウォンだけを負担するよう提示。家賃相場を大きく下回るため、投稿者は100万ウォン(約11万円)の支払いを申し出たが、親友は「その分を貯蓄に回しなさい」と断った。
同居生活を始めて2年近くが経ち、投稿者は「通勤ラッシュから解放され、徹夜後の帰宅を心配することもなくなった。良い環境で暮らすうちに、15年以上苦しんできたアトピーやうつ症状も劇的に改善した」と明かす。室内には最新の家電製品が揃い、共用施設のジムやプールも利用できる上、親友が朝晩の食事まで用意してくれるという手厚い環境に深く感謝していた。
しかし最近、地元の友人たちにこの生活を率直に話したところ、予想外の猛批判を浴びた。友人たちから「ソウルで月50万ウォンだけでそんな生活を送るなんてあり得ない」「もっと家賃を払うか、高価な贈り物をすべきだ」「空気を読まずに居座っているのではないか」と詰め寄られたという。
投稿者は「昨年のボーナスで、親友が欲しがっていた200万ウォン(約22万円)以上のブランドバッグを贈った。親友はむしろ返品を勧めるほどだった」と釈明。その上で「今からでも家賃を上乗せすることはできるが、親友の好意を当たり前のように受け取ってしまっていたのか不安になった。自分が本当に図々しい人間なのか意見を聴きたい」と投げかけた。
これに対しネットユーザーからは、「親友側から提案したことであり、過度に引け目を感じる必要はない」「金銭的な補償よりも、日頃の配慮や感謝の気持ちを行動で示すことの方が大切だ」と投稿者を擁護する声が多数を占めた。
反響を受け、投稿者はさらに文章を寄せ、「家事も積極的に分担しており、大学時代にも寮のルームメートとして1年間共に暮らした気心の知れた仲だ。親友は最初から『結婚するまでここでお金を貯めなさい』と言ってくれた。これからも遠慮と配慮、感謝の気持ちを忘れずに過ごしたい」と結んでいる。
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