
日本のアニメーション映画「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」が、韓国で公開初日に51万人を動員し、ボックスオフィス1位に立った。右翼的要素をめぐる論争があったにもかかわらず、熱烈なファン層を背景に興行の好スタートを切った。
映画振興委員会の入場券統合電算網によると、同作は8月22日に51万7962人を動員し、累計観客数は54万3924人に達した。
「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」は鬼の本拠地で繰り広げられる鬼殺隊と鬼の最終決戦を描く。原作漫画「鬼滅の刃」最終決戦3部作の第1章。
一方で、この作品は公開前から右翼論争に包まれていた。主人公・竈門炭治郎が着用する耳飾りが旭日旗を連想させるデザインである点や、鬼殺隊の姿が日本の学徒兵を思わせるとの指摘から、日本の軍国主義を美化しているのではないかとの批判が出た。
それにもかかわらず、公開初日から動員数で圧倒的なトップに立ち、商業的成功を予告した。
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