2024 年 11月 25日 (月)
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「日本行き航空券が高速鉄道並みの価格」…韓国で熱を帯びる日本特価プロモーション

富士山の認証ショットスポットとして有名で、オーバーツーリズムに苦しむ山梨県のローソン(c)AFP/news1

円安の影響で日本旅行の需要が劇的に増えている中で、韓国では旅行業界はもちろんフィンテック社でもあらゆる日本特価プロモーションを打ち出している。

夏休みシーズンを迎え、日本人旅行客を狙った特価プロモーションが増えている。最も注目されるのは「航空券」だ。通常、7月は格安航空会社(LCC)による特価競争が繰り広げられるためだ。

イースター航空は7日までにホームページから日本行の航空券を予約すれば、片道5万ウォン(1ウォン=約0.11円)台で予約できる。ソウル―釜山KTXの料金が5万9800ウォン(平日普通車)前後であるため、日本行き航空券の競争力が高まる。ティーウェイ航空も仁川(インチョン)―佐賀片道航空券を7万ウォン台で販売する。このほか、済州航空の「早割特価」、ジンエアーの「ジンマーケット」、エアソウル「サイダー特価」などが控えている。

旅行業界ではいち早く宿、入場券などを割引する日本旅行プロモーションを打ち出した。

楽天トラベルは19日まで「サマーシーズナルセール」を実施、日本全域の2000余りの宿で使える30%、20%の地域割引クーポンや、15%の追加割引クーポンを配布中だ。シーズン中、最大57%割引された日本全域の宿泊商品を販売する。

ヨギオッテは11日まで日本の「オリエンタルホテル」とブランドウィークを実施し、10%割引クーポンを提供した。KLOOKは「バカンスセールフェスタ」で関西ジョイパス・東京ジョイパス50%、ワーナーブラザース東京ハリーポッタースタジオを10%割引している。

これだけではない。日本でのショッピング費用を大幅に減らす割引イベントが多く実施されている。

7月の1カ月間、ネイバーペイ、カカオペイ、トスでアリペイプラスQR決済で日本3大コンビニ(ローソン・ファミリーマート・セブンイレブン)で決済する場合、50%割引プロモーションを大々的に展開している。

3つのコンビニのうち1つで1人1回割引が受けられ、最大2000円だ。つまり4000円決済時に2000円、3000円決済時に1500円割引する。

これに加え、各フィンテック企業は、東京や日本の地方空港、免税店、百貨店の割引特典も競って打ち出している。

カカオペイでは来月31日まで、ドン・キホーテで1万円以上決済すると1000円、2万円以上決済すると2000円割引し、高島屋で2万円以上決済すると4000円の割引をする。

旅行業界の関係者は「しばらく日本旅行ブームは続くだろう。割引プロモーションの対象も日本全国、多様な業種を対象にしているため、大都市だけでなく小都市への旅行者の増加にも大きな影響を及ぼすだろう」と見通す。

(c)news1

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