2024 年 5月 19日 (日)
ホームライフスタイルトラベル「日本に行くなら金製品を置いていくように」…未申告トラブル続出、韓国外務省が異例の呼びかけ

「日本に行くなら金製品を置いていくように」…未申告トラブル続出、韓国外務省が異例の呼びかけ

韓国外務省(c)news1

韓国外務省はこのほど、韓国国民が日本に入国する際、金製品の持ち込みを巡るトラブルが頻発しているとして、高価な金製品は置いていくよう要請した。

142万人が加入しているネイバーの日本旅行コミュニティには最近、こうしたトラブルの事例や質問が多数掲載されている。

先月31日に札幌から入国しようとした韓国人旅行客は「オンラインサービス『Visit Japan』アプリで金のネックレスを所持していることを申告した。すると税関で離れた場所に連れて行かれ、検査で全身をタッチされたうえ、かばんを一つ一つ開けられて、調べられた」と書いた。トイレまで職員がついてくるなど犯罪者扱いされ、気分を害したという

この時、税関職員は「日本に金を持ち込んだので税金を払わなければならない」と繰り返したという。この旅行客は結局、税金を払わない代わりに手数料を払って空港で金のネックレスを保管することにしたという。

また、温泉旅行のため熊本を訪れた韓国人客も、普段から身に着けている金のネックレスを申告しなかったため、関税法違反の疑いをかけられ、約7時間も事情聴取を受けたという。ネックレスは約75グラムの純金で時価600万ウォン(約66万円)相当だった。

こうした事態を受けて、韓国外務省は、海外安全旅行ホームページを通じて「日本の関税当局は貴金属の密輸対策強化のため、入国の際、金または金製品持ち込み審査を厳格化している」と警告したうえ、「普段着用している高価な金製品は韓国に置いていくよう勧める」と呼び掛けている。

(c)MONEYTODAY

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