2025 年 4月 22日 (火)
ホームエンターテインメント「日本が1位?許せない」…かのコールドプレイ韓国公演で勃発した“日韓マナー戦”とは

「日本が1位?許せない」…かのコールドプレイ韓国公演で勃発した“日韓マナー戦”とは

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世界的バンド「コールドプレイ(COLDPLAY)」の韓国公演で、観客の間で思わぬ“日韓対決”が勃発した。舞台となったのは、観客に配布される「環境配慮型LEDリストバンド」の返却率を巡る“マナー競争”だ。

コールドプレイは4月16日から、京畿道高陽市一山(イルサン)西区の高陽総合運動場で「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ(MOTS)」韓国公演を開催しており、全6公演の日程中、16・18・19日の3公演を終え、22・24・25日の公演を控えている。

初回公演前の16日、X(旧Twitter)上で、「会場でリストバンドを返却しない人がいたら、叱ってでも返却させてください。現在、今回のツアーで返却率1位の国は日本です」との投稿が話題に。

これが発端となり、観客の間で“コールドプレイ マナー日韓戦”の雰囲気が盛り上がった。

このリストバンドは、観客全員に配布され、音楽や演出に合わせて中央制御で発光する環境に配慮したリサイクル型LEDデバイス。公演終了後は回収され、再利用される仕組みだ。

コールドプレイが公開したこれまでのツアーでの国別リストバンド返却率では、東京公演が97%で1位を記録。これにデンマーク・コペンハーゲン(96%)、アルゼンチン・ブエノスアイレス(94%)が続いている。

韓国公演でも会場の大型スクリーンに「リストバンドリサイクル・リーダーボード」が表示され、「TOKYO」「HONG KONG」「HELSINKI」などの返却率に並んで、「SEOUL = ??%」と表示され、観客の意識を高めていた。

初回公演後、コールドプレイの公式Instagramによれば、16日のソウル1回目公演でのリストバンド返却率は96%に達したという。これに対し、韓国のファンからは「残りの公演で絶対に日本を超えよう」「中央制御で持ち帰っても使えないんだから、ちゃんと返そう」といったコメントが相次ぎ、返却率向上への“団結ムード”が広がった。

その努力の結果、18日の2回目公演ではついに98%を記録。東京やヘルシンキの97%を上回り、暫定1位となった。

これを受け、ネットユーザーたちは「2%の不届き者は誰だ」「残りの公演参加者、頼んだぞ」「このまま世界1位の返却率を目指そう」と熱い声援を送り、返却への呼びかけを続けている。

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