
ソウル市広津区紫陽洞の漢江沿いに位置するマンションの住民らが、近隣で計画されている駐車タワー新築に反対の声を上げている。事前の住民意見聴取がなかったうえ、工事期間中の生活環境悪化や、完成後の日照権・眺望権侵害が懸念されるためだ。
1月31日までの取材によると、紫陽洞のマンション住民でつくる非常対策委員会は最近、ソウル市、広津区、建築主に対し、着工の中断と住民の居住権保護を求める陳情書をそれぞれ提出した。陳情書には約50人が署名した。
計画では、地下1階・地上13階建ての駐車タワーと事務所などの近隣生活施設を建設する。高さは主建物が約50メートル、駐車タワーが約30メートルとなる見込みだ。
非常対策委員会は、工事が進めば騒音や振動、交通混雑が発生し、周辺住民の生活環境が著しく損なわれると指摘する。加えて、駐車タワーと隣接するマンション地下駐車場にひび割れや漏水が生じるなど、建物の安全性への影響も懸念している。
特に、駐車タワーの背面に位置するマンション団地(約120世帯)のうち30世帯ほどは「日照権と眺望権が重大に制限され、単なる不便を超えて、回復不能な財産権・生活権の侵害につながりかねない」と非常対策委員会は説明する。
このため、同委員会は▽広津区主導による住民側と建築主の協議の場の設定▽駐車タワー稼働時の騒音・振動に関する環境影響評価▽工事車両による団地進入路の渋滞や歩行者安全対策▽都市・建築共同委員会での再審議▽建築許可関連文書――の情報公開を求めている。
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