韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が拘置所内で階上の騒音を訴え、その結果、上階の収容者が別の部屋に移された――こんな話がオンライン上で出回っている。ただ、法務省は「事実無根」と否定している。
収監者の家族や恋人が主に情報交換するコミュニティ「監獄ケアカフェ」に27日投稿された。それによると、ある収監者は、ユン大統領が下の階の部屋にいるため、部屋が移動させられたという。
ネット上では「拘置所での騒音苦情も特権か」「特別待遇ではないか」「国家を混乱に陥れた張本人なら、拘置所の騒音くらい耐えるべきだ」といった批判が多く寄せられた。
だが法務省は「事実無根」と否定したうえ、▽ユン大統領の収容部屋が医療施設に近い場所に指定された▽洗面台設置を検討している――などの一部報道についても「事実ではない」と強調した。
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