ソウル龍山警察署はこのほど、“手首当て”の手口で交通事故被害に遭ったと訴え、保険金などをだまし取ったとして、40代の男を詐欺などの容疑で逮捕した。
男は昨年4月から今年9月にかけ、走行中の車に自身の手首などを故意に触れさせて「事故被害」に遭ったように装い、運転者や保険会社から示談金をだまし取った疑い。
男は同様の手口で、ソウルや京畿一帯で計51件の「交通事故」を引き起こし、計約3300万ウォンを受け取ったという。「保険詐欺が疑われる」という通報が警察に相次いで寄せられ、調べたところ、似たような交通事故で保険金が支払われていることが判明した。
調べに対し、男は「受け取ったカネは全額、インターネット賭博や遊興費に使った」と話しているという。
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