
韓国の自営業者向けオンラインコミュニティ「社長はつらいよ」に17日、「飲食店経営者の皆さん、従業員教育をお願いできませんか?」という題名の投稿が掲載された。店員が合成ゴム製のニトリル手袋を着けたまま清掃や接客、会計業務をすることに疑問を投げかける内容だ。
投稿者は「飲食店でニトリル手袋を着けたままテーブルの片付け、雑務、料理の提供、皿の整理、会計までする従業員の姿が目に付く」と切り出し、「食べ残しを片付け、テーブルをふいた手で、手を洗いもせず私の料理を運んでくると不快で怒りすら覚える」と批判した。
続けて「最近は、こうでない店を探す方が難しい。素手なら汚れが気になって手を洗うが、手袋だと汚れを気にせず台ふきやエプロンでふくだけ。会計の際、その手でカードを渡されるのも嫌だ」と強調した。
また、投稿者はテーブル清掃に使われる消毒スプレーにも苦言を呈した。「隣に客がいる時は液が飛ばないようにテーブルに近づけて静かに噴霧するのが基本。なのに遠くからシュッとやる。液が隣の料理に飛ぶと考えないのか」と憤った。
そして「私は44歳だが、17歳でピザ店でアルバイトしていた時も、これくらいは基本として教育された。意外と客は全部見ている」と述べた。
ネット上では「何のための手袋なのか?」「自分の手だけ清潔ならいいのか」「そのままタバコも吸ってるし」「手袋をしていると安心して手を洗わなくなる」といった反応が寄せられている。
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