
韓国のキム・ヨンホ(金暎浩)統一相は4月1日、スイス・ジュネーブで開催された「北朝鮮脱出者の声:人権証言カンファレンス」(主催・北朝鮮監禁被害者家族会)にビデオメッセージで参加した。キム・ヨンホ氏は、ロシアに派遣された北朝鮮兵士たちの人権侵害について強く非難して「戦場に行くことすら知らずに命を奪われている」と憂慮を示した。
メッセージの中でキム・ヨンホ氏は「世界各国が人権改善のために知恵を集めている今この瞬間にも、北朝鮮当局による人権侵害は続いている」と指摘。「北朝鮮政権は乏しい資源を核・ミサイル開発といった軍事化に浪費し、世界平和を脅かし人類普遍の価値を損なっている」と批判した。そのうえで「若い兵士たちは騙され、戦場に送られることも知らされずにウクライナ戦争に派遣され、貴重な命を奪われている」と述べた。
キム・ヨンホ氏はまた「人権侵害に対して韓国政府をはじめとする国際社会は一貫して問題提起し、改善を求めてきた」としつつ、「それにもかかわらず北朝鮮当局は責任を回避し、外部との遮断を強化するという誤った対応を続けている」と非難した。
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