2025 年 5月 8日 (木)
ホーム社会「戒厳の影響、ついに払拭」…5月の黄金連休、韓国のホテル・リゾート“満室行進”

「戒厳の影響、ついに払拭」…5月の黄金連休、韓国のホテル・リゾート“満室行進”

仁川・永宗島の複合型リゾート「パラダイスシティ」=パラダイス提供(c)news1

2025年5月の連休に際し、韓国のホテル・リゾート業界が活況を呈している。5月1日から6日までの連休は、有給1日で6連休が可能なため、全国で宿泊施設の満室が相次いでいる。昨年末の非常戒厳による観光需要の落ち込みも、今春の大型連休を機に回復しつつある。

特に日本のゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)と中国の労働節連休(5月1~5日)が重なり、外国人観光客の増加が顕著だ。加えて、国際情勢により海外旅行を控えた韓国人が国内旅行へ回帰し、地域リゾートでも稼働率100%を記録している。

仁川のパラダイスシティや釜山のパラダイスホテル、済州島のグランドハイアット済州では、連休中の客室予約がほぼ満室。パラダイス関係者は「春の旅行シーズンに入り予約が急増し、外国人比率も上昇。カジノ入場者も増えている」と述べている。

また、ハンファホテルの巨済、慶州、海雲台や、ソノインターナショナル系列の主要施設でも宿泊率が100%に達し、内需型リゾートの好調ぶりが際立つ。予約データ分析によると、5月1~6日の国内宿泊件数は前年同期比108%増で、業界には回復の兆しが明確に現れている。

(c)news1

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