2026 年 1月 17日 (土)
ホーム経済流通「慣れと決別し、変化を」…韓国ロッテの辛東彬会長、2026年上半期VCMで「収益性重視」経営への転換を強調

「慣れと決別し、変化を」…韓国ロッテの辛東彬会長、2026年上半期VCMで「収益性重視」経営への転換を強調

ロッテグループのシン・ドンビン(辛東彬)会長(c)news1

韓国の大手財閥ロッテグループのシン・ドンビン(辛東彬)会長が、グループの停滞を打破するために「慣れ親しんだ過去の成功パターンから決別し、収益性を軸にした経営体制への転換が必要だ」と訴えた。

シン・ドンビン会長は1月15日、ソウルのロッテワールドタワーで開催された「2026年上半期ロッテVCM(Value Creation Meeting)」に出席し、「質的成長を中心とした経営方針への大転換」を宣言した。

ロッテによると、この日の会議は終始重苦しい雰囲気で進行された。シン・ドンビン会長は成長の鈍化と事業ポートフォリオのバランス欠如に強い危機感を示し、2026年の経営環境も楽観できないとの見通しを示した。

グループの成長再加速には「事業競争力の強化が不可欠」とし、各事業部門ごとの戦略再編(リバランシング)についても深く議論された。

食品部門では主力ブランド価値の向上、流通では立地別に最適化した店舗戦略を通じた顧客満足度向上、化学部門では政府政策に沿った迅速な構造調整とスペシャルティ中心のポートフォリオ高度化が先決課題として提示された。また、情報セキュリティや安全事故の未然防止に向けた厳格なリスク管理体制の構築も議論された。

こうした課題への対応に向け、シン・ドンビン会長は▽収益性重視の経営への転換▽迅速かつ能動的な意思決定▽傲慢さへの警戒と「本業」への集中――の3つの経営原則を提示した。

特に収益性を軸とした経営への転換が強調された。売上高中心の外形的成長ではなく、ROIC(投下資本利益率)を基準とした効率的な投資と利益確保に重点を置くべきだとし、「指標を収益性ベースで管理し、企業価値の向上と持続可能な成長の基盤を築くべきだ」と述べた。

さらにシン・ドンビン会長は「過去の成功体験に固執し『自分たちは違う』という驕りを警戒すべきだ」と述べ、企業の本質である「顧客のニーズに応えること」こそが真のイノベーションであると強調した。

(c)news1

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