2025 年 8月 30日 (土)
ホーム社会「感電ではなく溺死」…韓国で水死したベテラン海女2人の死因判明

「感電ではなく溺死」…韓国で水死したベテラン海女2人の死因判明

写真は記事の内容とは関係ありません(c)news1

韓国・釜山の海岸で8月23日、海女として活動していた70代の女性2人が水死した事故について、蔚山海洋警察署は8月27日、解剖の結果、死因が「溺死」だったと明らかにした。2人は50年以上の経験を持つベテランの海女で、いとこ同士だった。

事故は23日午前10時ごろ、釜山・機張郡の日光海水浴場付近で発生。71歳と77歳の女性2人は、その場で心肺停止状態となり死亡が確認された。遺族側は、長年の海女経験を持つ2人が腰に鉛の重り(納錘)を着用し、深い場所への潜水も可能であったことや、事故当時付近に水上ボートがいた点などを根拠に「感電死」の可能性を主張し、司法解剖を求めていた。

しかし海洋警察の調査では、事故当時の気象状況や波の高さに特異点は確認されず、感電を示唆する明確な痕跡も見つからなかった。

一方で、事故が起きた海域を含む蔚山から釜山にかけての沿岸部では、1週間以上にわたり「冷水塊注意報」が出されていた。冷水塊とは、気圧の谷が南下することで発生する海水温の急激な低下現象であり、当時の水温は13〜15度と、江原道周辺の25度前後と比較して著しく低かった。

低水温下での潜水は、低体温症や筋肉の痙攣を引き起こす恐れがあり、体力を消耗しやすい高齢者にとっては命に関わるリスクとなる。

海洋警察は、追加の解剖を進めている。

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