2025 年 6月 19日 (木)
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「情はあるけれど」韓国・離婚しても継子を育てよ?…広がる共感と議論

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離婚を決意した韓国の女性が、夫の前妻との間に生まれた子どもとの関係に悩む心情をオンライン上で明かし、共感と議論を呼んでいる。

女性は6月14日、あるオンラインコミュニティに「離婚後、前妻の子どもをどうすればいいのか」と題した文章を掲載した。「夫には高校時代にできた子どもがいて、前妻は産後うつで精神科に入院したと聞いている。実際に前妻に会ったことはないので本当かどうかも分からない」と語った。

女性は自身が20代前半だったころ、当時3歳だったその娘と出会い、夫と妊娠を機に結婚した。以来、前妻の娘を実の子のように、まるで自分の子どもとともに姉妹のように育ててきたという。

しかし夫との関係が破綻し、離婚を考える中で、前妻の娘までもが「お母さんと一緒に行きたい」と望んでいることに困惑している。「実の娘である次女を引き取るのは当然だが、なぜ他人の子どもまで育てなければならないのか」と本音を漏らした。

「一人で子どもを育てるのも大変なのに、他人の子どもまで背負う余裕はない」と訴える女性は、上の娘に対して「お父さんについて行って」と言ったものの、少女は自分が前妻の子どもであることを知らず、「なぜ妹だけ連れて行くの?」と泣いて訴えたという。

さらに女性は「夫の実家も“情があるから”と、私が引き取るのが当然という空気を出しているが、その気は一切ない」と述べた。

「それでも子どもには説明しなければならない。なるべく傷つかないようにどう伝えるべきか」とネットユーザーに助言を求めた。

これに対しネット上では「夫の実家は何を考えているのか。息子を再婚させたいのか」「夫が自分の責任を全て押し付けている」「前妻は実は元気でいるのでは」など、夫やその家族に対する批判が相次いだ。

また、「子どもには真実を伝えるしかない」「事実を曖昧にするともっと傷つく」「母に捨てられたより、血がつながっていない方がまだマシと感じるかもしれない」など、子どもへの説明の仕方について様々な意見が寄せられた。

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