性的関係を持たない女性は、1週間に少なくとも1回以上性的関係を結ぶ女性に比べて、早期死亡のリスクが70%高いとの研究結果が出た。男性の場合、性的関係の頻度が過度に多いと、女性に比べて死亡リスクが6倍増加することもわかり、韓国でも関心を集めている。
最近、米ミネソタ州ウォルデン大学の研究員たちが最近、「性心理健康ジャーナル」にこのような研究結果を発表し、米紙ニューヨーク・ポストが3日報じた。
研究チームは2005~10年の米国国民健康栄養調査資料を利用し、20~59歳の成人1万4542人を対象に、性的関係の頻度と、すべての原因による死亡との関連性を調査した。
調査によると、全く関係がない女性は、週1回以上ある女性より70%死亡リスクが高いことが判明。一方で、週1回以上の関係を持つ人の間では、関係の頻度と死亡リスクとの間に顕著な関連性はなかった。
性的関係の頻度が低い参加者は、炎症の指標であるC反応性タンパク質(CRP)の数値が高く、喫煙経験がないなどの特徴があった。また、教育水準が高いこと、うつ病を患っているなどの傾向もみられた。参加者のうち95%が、年間12回以上の性的関係を持ち、38%は週1回以上の頻度だった。
頻繁な性的関係が絶対的に健康に良いわけではないこともわかった。研究チームは「性関係の頻度が過度に高い男性は、女性より死亡リスクが6倍増加する可能性がある」と明らかにした。
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