韓国のコンビニ業界が文化マーケティングを展開し、忠誠消費者作りに乗り出した。ウェブドラマや芸能からミュージックフェスティバル、コンサートに至るまで、さまざまな見どころを披露してMZ世代消費者の獲得に力を入れている。
コンビニ大手GS25は先月30日の釜山(プサン)に続き、今月6日にも、京畿道高陽市一山(イルサン)のキンテックス(Kintex)で「ミュージックアンドビールフェスティバル」を開催し、計4万人の観客が集まった。パク・チェボム、キム・ボムス、イ・ハイ、ヘイズら有名歌手の公演とストリートダンスコンテストを開催、ビールやピザ、チキンなど、多様な食べ物を販売した。
GS25は、このような文化マーケティングを通じて、ブランドに対する心理的な親密度を高め、各ブランドの商品に消費者が慣れ親しむようにしている。
今年は焼酎生産スタートアップ「ワンスピリッツ(WON Spirits)」とGS25が、「ミュージックビールフェスティバル」を共催し、あちこちで「ワン焼酎(WONSOJU)をアピールした。ワン焼酎はGSリテールで独占販売されている。そして「ワンスピリッツ」の代表であるラッパーパク・チェボムが公演し、ワン焼酎のブースがコンサート場内でにぎわった。
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