
韓国京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)のコンビニで「店内での飲食禁止」と言われた女がカップ麺の汁を売り場の冷凍庫に流す事件を起こした。23日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で店主が提供した防犯カメラ映像が公開された。
映像によると、女は男連れで、カップ麺を選んでレジへ向かった。店主が「当店では飲食できません」と説明したが、2人は無視して店の隅へ行き、商品が陳列された台の上でラーメンを食べ始めた。
制止された男はラーメンを持って外に出ようとした。だが女はその場で突然、冷凍庫にカップ麺の汁を注ぎ、はしですくった麺を冷凍庫の上に放置した。
汁は冷凍庫の中に染み込み、一部の商品は廃棄処分を余儀なくされたという。店主はカード会社を通じて男女の身元を確認し、警察に通報した。

番組のパク・ジフン弁護士は「少なくとも器物損壊罪に当たる。明らかに注意されたことへの報復だ。民事上の損害賠償責任も問われる可能性がある」と指摘した。
この事件はカスタマーハラスメントの一例として捉えられ、SNS上でも「モラルの崩壊だ」「民度を疑う」など怒りの声が相次いでいる。
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