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アーモンド菓子「ハニーバターアーモンド」で知られる年商1100億ウォン(約121億円)規模の韓国の菓子メーカー「バフ(HBAF)」。そのユン・ムンヒョン代表が2月27日に放送されたtvN STORYの「百億ウォンの朝食」に出演し、かつて100億ウォン(約11億円)の借金を抱え、不眠症に苦しんだことなどを明かした。
バフは米国からアーモンドを輸入・流通する事業を手掛け、ライバルとの競争に明け暮れていた。
そんなある時、父が脳こうそくで倒れた。ユン・ムンヒョン氏はやむを得ず、会社を引き継いだ。
当時、経営状態は厳しく、28歳で100億ウォンの負債を抱えた。全て返せるのかという不安が頭を離れず、夜も眠れない状態が4年以上続いた
そして、バフは商品開発に力を入れる方向へシフトした。そして誕生したのが「ハニーバターアーモンド」だった。
そして、いまやバフは世界30カ国以上に製品を輸出するグローバル企業に成長した。
ユン・ムンヒョン氏は今、朝4時半に起きて、夜10時には必ず寝るという。自分を律するため意図的に生活のリズムを作っているそうだ。
「規則正しい生活を送っているのは不眠症が怖いから。夜、眠れなくなると昔のことを思い出して恐ろしくなる。その経験を克服するために朝早く起きるなど、生活習慣を徹底して守るようになった」
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