
韓国のZ世代(1990年代半ば~2000年代初頭生まれ)の求職者は、求人情報を確認してから平均5分以内に応募するかどうか決めていることが分かった。最も重視するのは「年俸」だ。
韓国の就職プラットフォーム「進学社キャッチ」が23日、1859人の求職者を対象に実施した調査の結果を公表した。
それによると、求人広告を確認した後、5分以内に応募を決める人が全体の61%を占め、そのうち21%は「30秒以内に決める」と回答。それに▽5~10分(17%)▽30分以上(15%)▽10~30分(7%)――が続いた。
求人広告で最初に確認する項目は「初任給・年俸」(39%)が最も多く、次は「募集職種と担当業務」(26%)だった。以下、「採用プロセス」(10%)、「勤務地」(9%)などが続いた。
Z世代が最も好む求人広告のタイプは「大規模採用広告」(39%)が1位。「職務説明が具体的な広告」(22%)、「初任給・年俸が明記されている広告」(17%)が続いた。
逆に応募をためらわせるのは「過度なスキルや経験を要求するもの」(37%)が最多。「職務や役割が曖昧な広告」(20%)や「採用過程が複雑な広告」(16%)も多かった。
進学社キャッチのキム・ジョンヒョン部門長は「求職者が知りたい情報を求人広告で明確に提示することが、優秀な人材確保のカギになる」と強調した。
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