韓国のサムスン、SK、現代自動車、LGの4大グループで、主要系列会社の20代以下の社員が日増しに減っている。ある企業では昨年、20代の割合が10%台に落ちている。
サムスン電子の持続可能な経営報告書によると、昨年、世界のサムスン電子の社員27万372人のうち20代は8万3169人だった。これは20代の割合が30.8%で、社員3割にとどまる。
SKハイニックスも20代の割合が30%を超えなかった。グローバル事業所を含む総社員4万153人のうち、20代は1万1889人で、全体の29.6%にとどまった。
LG電子もグローバル基準で正規職社員7万1545人のうち、29歳以下は1万1676人で16.3%の水準だ。
財界関係者は「韓国では大卒新入社員年齢が高くなり、国内より海外法人で20代の割合がより高い。国内での人数だけで計算すると、20代の割合は更に低くなるだろう」とみている。
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