韓国・高位公職者犯罪捜査処(公捜処)がユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領に対する拘束令状を請求した17日に、一部の捜査チームが会食した京畿道果川市の飲食店が、ネットユーザーから評価攻撃を受けている。
オンラインコミュニティやSNSに23日、公捜処の会食場所として知られる果川市のある飲食店の評価やレビューをキャプチャした画像が多数投稿された。
この飲食店には最低評価である1点のレビューが相次いでいる。その理由は、店内に設置された防犯カメラ映像が、公捜処職員が訪れた場面を含めてメディアで報道されたためだ。
実際、最低評価をつけたユーザーは「顔が映った防犯カメラ映像を同意なしに提供する店」「個人情報が漏れるのではないかと怖くて行けない」「ここは個人情報保護法に違反する店なのか」などのコメントを残している。
公捜処の指揮部と一部の捜査チームは17日午後6時20分ごろ同店を訪れ、約1時間食事をした。この日は公捜処がユン大統領に対する拘束令状を請求した日でもあり、「不適切な会食だった」という批判も一部から出ている。
これに対し、公捜処は「当日はビール2本と炭酸飲料を注文したが、捜査チーム員が酒を飲んだ事実はない」と説明し、「ユン大統領に対する拘束令状執行に最善を尽くそうという激励の場として設けた」と述べた。
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