2024 年 12月 27日 (金)
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「小便ビール」の次は「カビ毒素」…韓国で再び「中国ビール」に不信感

ソウル市内のある大型マート(c)news1

中国・青島の「小便ビール」騒ぎに続いて、ハルビンビールからカビ毒素が検出され、中国ビールに対する不信感が高まっている。青島の工場の原料保管庫近くで従業員が小便した騒ぎは沈静化し、中国ビールの輸入量は増加する傾向にあるが、今回のカビ毒素検出が再び消費者の拒否感をあおる可能性が高い。

中国メディアなどによると、香港消費者委員会が市販されているビール30種の安全性を検査した結果、ハルビンビールの「麦島」からカビ毒素の一種 デオキシニバレノール(DON)が検出された。検出量は中国の国家標準よりは大幅に低い。

ハルビンビールを輸入するOBビールによると、カビ毒素が検出された「麦島」は韓国に輸入されておらず、OBビール関係者は「輸入しているハルビンビールとは生産ライン自体が違う」と話している。

しかし、業界は中国産ビールが打撃を受けるとみている。関税庁によると、昨年10月の中国ビールの輸入量は2281トンだったが、「小便ビール」騒動後の11月には491トンに急減。今年3月の輸入量は3154トンまで回復したが、カビ毒素検出で急減する可能性がある。

(c)news1

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