ソウル市松坡区(ソンパグ)のオリンピック体操競技場で22日から開かれていた歌手PSY(サイ)の公演「オールナイトスタンド2023」が24日夜、最終日を迎えた。その名の通り、若者たちが徹夜で熱狂した。
正規公演は25日午前3時に終わるが、アンコールが続くと午前4時半ごろまで続き、オリンピック公園駅発午前5時42分の始発で帰宅する人も多い。
会場周辺の人波は公演時間40分前の午後11時から本格化し、海兵隊の帽子に赤い悪魔のカチューシャをするなどして、観衆は寒い冬の夜を熱気で溶かすという意志を示した。
半ズボンやスカート姿も見える。「乗ってくると暑くて汗がたくさん出る」というのだ。
チケットの入手競争が激しいことでも有名だ。11月21日にオンライン前売りが始まった時には10分で全席売り切れとなった。
当日券もあるが、枚数はわずか。誰かがキャンセルをしなければ入れない。それでもわずかな可能性にかけた人も多数いた。
見事にチケットを入手した30代の会社員は「実は昨日も徹夜で遊んだ。今日も楽しくなりそう。こんな時に徹夜しないでいつ徹夜するのか」と笑った。
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