2025 年 6月 30日 (月)
ホーム社会「家庭的」「学歴」よりも実利重視へ…韓国・再婚条件の意外な変化

「家庭的」「学歴」よりも実利重視へ…韓国・再婚条件の意外な変化

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韓国では、初婚時に男性が「家庭的な女性」、女性が「学歴」を重視するのに、再婚を考える時にはその優先順位が大きく変化していることが分かった。再婚専門の結婚情報会社オンリーユーとビエナレが共同で調査した結果だ。

調査対象は、再婚を希望する離婚経験者の男女516人(各258人)。「初婚時に重視していた条件のうち、再婚では重視しなくなったもの」を尋ねたところ、男性は32.6%が「家庭的な性格」を挙げ、女性は34.5%が「学歴」と回答した。

男性側では、これに▽「学歴」(22.1%)▽「出身地」(17.4%)▽「兄弟姉妹の中での順序」(13.9%)――が続いた。女性側は▽「兄弟姉妹の順序」(26.4%)▽「家柄」(16.3%)▽「勤勉さ・誠実さ」(14.7%)――の順だった。

一方、「初婚時よりも再婚時に重視するようになった条件」では、男性の31.4%が「経済力」を最重要視し、▽「年齢差」(25.2%)▽「再婚観の一致」(20.9%)▽「共感力」(16.3%)――となった。女性は「外見」が最も多く30.6%。次いで▽「共感力」(28.3%)▽「年齢差」(21.0%)▽「再婚観」(14.7%)――という結果になった。

オンリーユーは「初婚時は家庭を支える女性像を求めたが、再婚では共に社会生活を営むパートナーとしての実利が重視される。学歴は将来性を見る指標だったが、再婚時にはすでに蓄積された経済的資源に重きを置く傾向がある」と分析している。

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