2025 年 9月 1日 (月)
ホーム社会「宗教のため冷房NG」新人社員に社内混乱…韓国・真夏のオフィスが地獄に

「宗教のため冷房NG」新人社員に社内混乱…韓国・真夏のオフィスが地獄に

(c)NEWSIS/MONEYTODAY

韓国のオンライン掲示板「ネイトパン」に今月中旬、「宗教を理由に冷房を使わせない社員にどう対応すべきか」という投稿があった。

投稿したのは社員約30人の中小企業の社員。社屋は蒸し暑い海辺にあり、通常は室温25度の中風量でエアコンを常時稼働していた。

しかし、昨年秋に入社した新入りが宗教上の理由からエアコンの使用を拒否。「冷風は身体を害し、魂の流れを遮断する」という教義に基づいているらしい。本人は真夏でも扇風機や冷房機器を一切使わず、自宅ではうちわで暑さをしのいでいるという。

投稿者は「会社でも同じ姿勢で、申し訳ないが少し我慢してほしいと頼まれる。こちらは息苦しいのに“信仰のため”と言ってエアコンのスイッチを切ってしまう」と嘆いた。

新入りは会社の冷房使用が「宗教的自由を侵害している」として陳情書を提出。その結果、社長は「各自がデスク用の小型扇風機を使用し、エアコンは必要最低限にする」という妥協案を提示した。

投稿者は「他の社員たちも不満を抱いているが、宗教に関わる問題なので誰も公に意見を言えない。どう対処すべきか困っている」と訴える。

この投稿に対し、ネット上では「一人の宗教的理由で多数が犠牲になるのはおかしい」「席替えで対応すべきだ」といった批判が殺到。中には「労働当局に通報すべきだ」というアドバイスもあった。

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