
子ども連れでタクシーを利用した韓国の女性がオンラインコミュニティに、運転手から「マムチュン(育児マナーが悪い母親を指す蔑称)」などの暴言を受けたという体験談を投稿した。
女性は3歳半の男児を育てる母親で、普段は夫の車で移動している。だが、一人で子どもを連れて外出する際はタクシーをよく利用する。この日は約9000ウォン(約900円)の距離にあるキッズカフェに行った帰りにアプリでタクシーを呼び、目的地を自宅マンションの正門前に設定した。
ところが、運転手は「400メートルくらい歩けばいいのに。なぜこんな複雑な場所で降りるんだ」と不満タラタラ。「裏門で降りればいいじゃないか」「子どもは歩けないのか?全く大げさだな」と暴言を浴びせた。
女性は「うちのマンションは設計が特殊で裏門から我が家の棟へ行けないし、子どもと一緒に歩くには危険だからここで降りるんです」と説明した。
それにも関わらず、運転手はタクシーを降りる女性に「マムチュン」とまで言い放った。
女性は「目的地を設定して乗ったのに、なぜそこまで言われなければならないのか。天気が悪かったり足が痛かったりしたら、降りたい場所で降ろしてもらうのが当たり前」と憤り、「運転免許を取ろうと本気で思った」と語った。
この投稿には「顧客センターにクレームを入れてやれ」「目的地に降ろすのが嫌ならタクシー業をやめるべきだ」などの意見が多数寄せられた。
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